フィギュアスケートGPシリーズ 第1戦 フランス大会。
男子・女子とも、フリースケーティングが行なわれました~♪
結果は・・・なんと、男子シングルで織田信成選手が優勝!!
2位につけていたSPからみて、表彰台は固いな♪、なんて思ってましたけどw
優勝とは素晴らしい~( ̄▽ ̄=) GPファイナル、行けそうですね~。
演技はというと。
「チャップリンメドレー」を使っての、コミカルな構成でした。
コミカル・・・・これこそ織田選手の持ち味なんて言われてますけど・・・(むかし、パジャマ(衣装!)で演技したりしてたな(^^;)
正直言って、ワタシ的には『いまさら、チャップリン??』感が否めない★
どれだけの人が、チャップリンを知っているのかな~。織田選手の年代じゃ、知ってる人は少ないと思われ・・・。
技術的な内容は、とても素晴らしいなと思ったけど。
イヤ、ホント、今できること全部こなしていたし!ノーミスですよ!!
でも、コミカルな演技って、どうなんだろうねー。←まだ言うかw
クールもしくはノーブル、パワフル、あーんどアグレッシブで、アパッショナートな演技が見たいんだけど。
あくまでも私的な見解ですが(^^;
SP1位だった、チェコのトマシュ・ベルネル選手、4回転-3回転のコンビネーションを決めたりして、さすがだなとか思ってましたが。
後半、スタミナ切れだったのかな・・・ちょっとミスが目立ってしまいましたね。
使用していた音楽、「ゴッド・ファーザー」を聴くと、わたしはフィリップ・キャンデローロ(仏)選手を思い出してしまう。
もう何年も前の選手なのに、記憶にあるんだよねー。←日本にもたくさんのファンがいましたねぇ。投げ込むお花がハンパじゃなかったな(笑)
ものすごく、表現力に長けたあのキャンデローロが強烈過ぎて・・・ちょっとおとなしい「ゴッド・ファーザー」だなと思いました(^^;
そして、女子シングルはというと。
優勝は韓国のキム・ヨナ選手!!
ありゃーもう、文句のつけようがない演技でしたよー。
1つ、(苦手だと言われている)フリップジャンプを飛ばずにスルーしたのに、それでも史上最高得点での優勝。
あのジャンプ、飛んでたら220点行ったのかしら??
ホントにもう、初戦であれだけできあがってるなんて信じられないっす(><;)
使用曲の「ピアノ協奏曲ヘ長調」・・・ジャジーな現代的アレンジの音楽でしたけど。
圧巻だったのが、音楽のとらえ方のうまいことうまいこと。
転調しても、テンポが変わっても、全て難なく1音1音を表現していました。
見事としか言いようがない・・・。敵ながら、ホントに天晴れですm(_ _)m
ジャジーな要素のある曲だったから、とにかく音楽は「ゆらぎ」がたくさんあるんだけど。
肩をぐるんと回してみせる動きひとつで、変化したテンポをとらえてみせたり。
いやー、目を見張る演技でした。眼福眼福。
技術的にも、文句のつけようがなかったですね~★
ジャンプは高さも回転の速さも跳躍もランディングも、素晴らしかった。
始めの3ルッツ-3トゥループ、見事でした。真央ちゃんにないのはこれなんだなぁ。
3サルコゥ、3ルッツは単独でも決めてましたね。これも真央ちゃんにはないものです。
なにをやっても余裕が感じられた。
しなやかで、華があって、美しかった。
悔しいけど、ホントに世界女王だと思わせて頂きました。
あざやかなブルーの衣装がステキでしたねー。ゴテゴテしたフォルムの衣装は彼女着ないんだよね。
いつも、スレンダーなスタイルをさらに美しく魅せる衣装を選んでくる。とても似合ってました( ̄▽ ̄=)
逆転して2位に入った、浅田真央選手♪
真央ちゃん・・・。・゜・(*ノД`*)・゜・。
最初の3アクセル-2トゥループのコンビネーションは、加点もあったとかで素晴らしいジャンプでしたね。
「(゜Д゜)わお!」と、目を見張ってしまいました~☆彡
さすがは真央ちゃん。あんなに難しいジャンプをあんなに美しく飛べるなんて!!
2回目の3アクセルは、回転が足りず、大きく減点されてしまったようですが・・・。
いやいや、1本でもあんなに美しく飛べるんだから、それはそれでよいのです。
今シーズンの使用曲は、ラフマニノフの「前奏曲・鐘」。
とても重厚な音楽です。 超玄人好みな曲だよね。 演奏できたら気合い入りそうな曲。わたしは好き。
去年の仮面舞踏会もそうだけど、男子が使ってもさぞカッコエエだろうなぁ!
しかーし、重厚なだけあって、それを表現して見せると言うのはとてもむずかしそうです。
どうしても、「重く」なってしまうんだから、スピード感が打ち消されてしまうんだろうな。
去年から取り組んでいるLV4のステップ、力強くしなやかでステキでした。
スピンもよかったねー♪ドーナツスピンキレイでした。中野選手にも負けてないぞ。
大ラスのコンビネーションスピンは、片手ビールマン!! ←何シーズンぶりだろうw
しかし・・・。
キム・ヨナ選手に比べると・・・圧倒的に開いた点差には、やはりちゃんと理由がありましたねー★
まず、真央ちゃんには、3-3のコンビネーションジャンプがない。
それを3アクセルで補うのが今回のプログラムなんだけど・・・失敗するとやっぱりリスクが高いよね。
毎回、加点のもらえる3アクセルを飛ぶことは難しいだろうし。
そして、3ルッツも3サルコゥも飛ばない。
サルコゥは昨シーズン、克服して飛んでいたとはいえ、昔から苦手意識のあるジャンプだとか。
そしてルッツはエッジの使い方がフリップになる?と数年指摘されていて、これまた苦手なジャンプらしいですね。
なので、今回は外したそうですが・・・。
3アクセルを飛べない女子選手は=現在では中野&浅田以外すべて=3ルッツこそ、一番難しい高得点の取れるジャンプなわけで。
みんな、これに絡めて、ジャンプを飛んでいますよね。
同じジャンプは2度までと制限されているので、3ルッツの入ったコンビネーションジャンプと、単独での3ルッツを入れた構成にしている選手はとても多い。
高得点を取るための手段なんだけど・・・今季の真央ちゃんにはそれがない★
SPが苦手なのは、3ルッツを入れたコンビネーションジャンプに原因があるということで、3アクセルを入れてきたとはいえ・・・・。
誰もが飛べるジャンプじゃないからさぁ・・・(--; 「のりこえろ」と言われても、ねぇ??
芸術的な面でも、今回の「鐘」は難しそうだよなぁ。
「音楽」としてみたら、わたしはいい曲だと思うし、好きだけど。
真央ちゃんぐらい技術力のある選手でなければ、選べない音楽だとも思うけど。
ただ、曲調が重いから・・・。
19歳の女子選手が表現しきれるものなのかなと、ちょっと疑問を感じてしまいます。
真央ちゃんには、以前選んでいた清楚で華やかなショパンのピアノ曲とか、チャールダーシュのような軽やかであざやかな曲調もありだと思うんですよねー。
果たして、タラソワコーチの目指すものと、真央ちゃんのそれって同じなのかなぁ。
オリンピック直前に、コーチを変えた荒川静香選手を思い出してしまう今日この頃(--;
大事なオリンピックシーズン・・・後悔のない演技を期待しています!!
ま、真央ちゃんの演技が観られるだけでわたしは嬉しいんですけどね~(^▽^)♪
3位に入ったのが、中野友加里選手。
SP2位につけてましたが、真央ちゃんに逆転されてしまいましたね。
それでも3位入賞ですから、すばらしいです~☆彡
今シーズンの、中野選手の使用曲はストラビンスキーの「火の鳥」。
彼女の雰囲気とマッチしていたなぁと思いました。
きびきびした感じで、スポーティな火の鳥。
「火の鳥」というと、安藤美姫選手が4回転ジャンプを飛んだプログラムに使用してましたよね~。
果たして、彼女の言うように「火の鳥=中野友加里」だと思ってもらえる演技になれるでしょうか~(^▽^)??
しかし、めっちゃ特徴のある衣装ですよね。パンツ使用は4シーズン前のムーランルージュ以来かな??
彼女が「シンデレラ」と騒がれ始めたころ、着てましたね~。
好き嫌い分かれるかもなぁ。やはり、女子の衣装として、パンツタイプはまだまだ革新的だもんね(^^;
今回は、まだベストコンディションではないとのことで、3アクセルは封印。
後半、ジャンプの着氷の乱れもありましたが・・・全体的には丁寧に滑っている感じがして、とてもよかったです。
いいプログラムだなーと思いました。←感覚的に(笑)
さあ、来週は 第2戦!! タラソワコーチの地元、「ロシア」ですよ(≧▽≦)
頑張れ、真央ちゃん!! 優勝して、GPファイナル出場を決めちゃいましょう!!
フィギュアスケートのGPシリーズが開幕しましたね~( ̄▽ ̄=)♪
大好きなフィギュアスケート♪
しかも今年はオリンピックシーズンですよー。
今日はGPシリーズの初戦なので、気合いを入れてブログ書きます!!←(笑)
GPシリーズは、6戦ありまして。
今週はフランス、来週はロシア、再来週は中国、4戦目は日本、5戦目はアメリカ、6戦目はカナダ。
例年はスケートカナダが初戦なんですけど、今年は違っているようです。
そして、6戦戦って、各競技とも、上位6名の選手が「グランプリファイナル」に進めるのですが、今年のGPファイナル開催地は日本なのでございます☆彡
4戦目のNHK杯の後、数週間を経て、プレオリンピックともいえるGPファイナルが日本でおこなわれるだなんて、ステキっ(≧▽≦)
わたし、生でスケート観戦したことがないのですか・・・行ってみたい~(>▽<)
さてさて。
本日のフランス大会、男女シングルのショートプログラムが行なわれました。
まずは、男子、日本の期待を受けて登場したのは、織田信成選手。
一昨年のシーズン中にちょっとゴタゴタがありまして・・・公式戦は出場できなかった彼★
去年、GPシリーズは1戦だけ参加したわけですが。
ブランクもあったけど、なんだかんだといっても、やはり実力者ですよね。
昨シーズン、日本のエース高橋大輔選手が怪我で休養を余儀なくされましたけど、世界選手権では織田選手と小塚選手が頑張ってくれて、オリンピックの出場枠、確保してくれましたから♪
今年もさらなる活躍を期待したいところなのですが・・・。←私的には高橋選手の次に応援してます(笑)
今日のSP、素晴らしいデキでした~♪
「死の舞踏」・・・去年、キム・ヨナ選手がSPでつかってましたね・・・力強く、凛々しい演技でしたよー♪
ジャンプの高さも回転も、シーズン始まったばかりだというのにとても素晴らしい☆彡
観ていて、おおー!!と、ドキドキさせてもらいました(≧▽≦)
織田選手の素晴らしいところは、膝のやわらかさ。ジャンプの後の着氷の美しさは格別です。
スピンもステップも、その長所をいかして、見事に決まってました。
ニコライ・モロゾフコーチについて2年目ということもあり、上半身をとてもよく動かして魅せてくれた「怒りのステップ」も圧巻でした。
カッコよかったです。スピーディで、あっという間の4分。
実力者・フランスのブライアン・ジュベール選手という強敵がひそんでいますが。
トマシュ・ベルネル選手に続いて、SP2位で明日のフリーを迎えます!
ぜひ、3位以内に入ってもらって、GPファイナルへの切符につなげてもらいたい~!!
そして、初戦だというのに豪華な女子の対決も見ものでございました。
日本の期待を背負って登場のわれらが浅田真央選手、世界一美しいドーナツスピンと3アクセルが飛べるもう1人の日本人中野友加里選手、2009年世界選手権チャンピオンのキム・ヨナ選手、世界ランキング1位のカロリーナ・コストナー選手に、成長著しいキャロライン・ジャン選手☆彡
初戦から、このメンツは・・・(≧▽≦)ホント、見応え充分でした♪
まずは、キャロライン・ジャン選手。
「ツィゴイネルワイゼン」の音楽にのせて。。。迫力ある演技でした~(´▽`)
パールスピンだけが売りじゃないですねー、もう。
柔軟性はいうことないけど、それだけじゃないんだわー。
去年より、一段とオトナっぽくなって、キレのある演技をみせてくれました。
手の動き・・・指先まできちんと演技しているのがとても印象的だったなぁ。
小柄だけど、バネのある滑り、ジャンプの正確性・・・表現力も格段にアップしているようです。
層の厚いアメリカの代表ですから、実力もあるわけで・・・今シーズン、楽しみな選手です♪
そして、中野友加里選手。
SP、2位につけましたねー。素晴らしい♪
先日のジャパンオープンで、転倒したとき、左肩脱臼??というシーンもありましたが。。。
やはり、影響があったようで、万全の状態ではなかったそうですが、頑張ってました。
ドーナツスピン、美しかったですね~♪
佐藤コーチにつく選手って、なんであんなにスピンが美しいんだろう( ̄▽ ̄=)♪
とてもステキな「オペラ座の怪人」の演技でした。
オペラ座の怪人・・・というと、2シーズン前の高橋大輔選手がフリーで使用していたのが記憶に新しいけれど。
彼女は、自分の好きな音楽でオリンピックシーズンを迎えたいという気持ちで選んだそうです。
いい音楽ですもんね~♪毎年誰かが滑っててほしいと思うぐらいw
ちょうど今、彼女の故郷名古屋で劇団四季の「オペラ座の怪人」がロングラン公演中だったりするしね!←どーでもいい情報だ(笑)
ひとつ難を言うと、私的には、あの衣装・・・ちょっと苦手なんですけども(^^;
明日のフリーも是非、ノーミスで上位3位に入ってほしい!!
続いて、我らが浅田真央選手♪
真央ちゃん。。。いつ見てもかわいい~~( ̄▽ ̄=)♪
去年のフリーで使った「仮面舞踏会」を、今年はSPに使用。
慣れた音楽を使うことで、苦手な?SPを克服したいといったところでしょうか。
新鮮味はないなぁと思うけど、ワタシは好きな音楽だし、去年のフリーは見応え充分だったのでこれもまたよいかなと。
今回のSPでは、「はじめての舞踏会」がテーマらしいです。
初々しさのあるかわいらしい水色の衣装でしたね♪
久しぶりにパステルカラーの真央ちゃんを見たからか、ちょっと違和感も感じだけど(^^;
ピンクのほうがかわいいかも・・・? とか思いつつ、観戦。←どーでもいいって?
演技中の笑顔もみられて、力強かった去年とはまたイメージを変えての演技。
最初の3アクセルからのコンビネーションジャンプは、残念なことにシングルアクセルになってしまったけれど。
その他のエレメンツは的確にこなして、ジャンプの失敗はあったものの、3位につけましたね。
これだけの実力者が集まっている中で、失敗してもこの順位にいられるのは、やはりすべてのエレメンツがきちんとこなせているから・・・。
だってスピンもスパイラルもステップも、すごく美しかったじゃないのぉぉぉ!!
あんなに足が真っ直ぐに上がるスパイラル、なかなかできる選手はいないよー。
(あ、今年はサーシャ・コーエンが復活するから美しいスパイラルを見る楽しみが増えますがw)
3アクセルが決まれば、恐いものなしなんだよなぁ(><)←直前の6分間練習ではばっちり決まってたのにぃ!
明日のフリー、ぜひ、3アクセル2回とも成功してもらいたい★
真央ちゃんは、もっと自分に自信をもってもいいんだよー。
だって真央ちゃんなら絶対できるんだもん!!
自信もって、明日の「鐘」、踊ってください!!
じゃないと、キム・ヨナ選手に勝つのは難しいから~~(^^;
そして、SP1位につけているのが、韓国のキム・ヨナ選手。
敵ながら。。。あっぱれな演技でしたね!!
なんなんだろう、あの余裕。
貫禄さえ感じた(^^; すごいなぁ、あれで19歳??
しなやかな演技。。。真央ちゃんにたりないのはあの色気?(^^;
艶っぽさもあり、完成度の高い、これぞ女王って感じの演技でしたね。
音楽がまた小気味いい、「007シリーズ」のメドレー。
うまい音楽構成だった~~!! さすがはブライアン・オーサーコーチ(≧▽≦)←わたしがフィギュアスケートにはまったのは、キム・ヨナ選手のコーチをしている彼の現役時代を見たからです(笑)
最初のコンビネーションジャンプの高さと質のよさには、度肝をぬかれた~★
その後すべてのエレメンツも、すきがない。
表現力はもう言うことないよ、「バキューン」って、わたしのハートも射抜かれましたm(_ _)m
「もう終わり??」って思ったぐらい、あっという間のSP。
ひとりだけ76.08点という高得点が出ていたけど、あれはもう申し分ないできだったもんね。
いやー、シーズン始まったばかりなのにこの仕上り具合って・・・おそろしいぃぃぃΣ( ̄ロ ̄lll)
明日のフリーがとにかく楽しみです!!←まだ観たことないから余計に!!
世界ランキング1位のカロリーナ・コストナー選手はというと・・・。
残念なことに、今日はジャンプが決まりませんでした★
背が高くて見栄えのする彼女。
ジャンプが決まればもう、彼女は浅田選手やキム・ヨナ選手にも負けない実力があるのに、残念です。
音楽はショパンの「ノクターン20番・遺作」。
ラストに向かう部分でちょっと構成というか繋ぎ方が「んー?」と感じるアレンジでしたねー。もう少し改良したらいいのに。
しかし、真紅の衣装のスカートのカッティングはとても美しかったですねー。
スピンするとき、一番美しく華やかに見えました(^▽^)♪←ナニ観てる??
逆回転のジャンプを飛ぶ彼女は、もう何年も前から見続けている選手だけど、着実に成長してきたベテランなのです。
期待された地元開催のトリノ五輪では思うように活躍できず、悔しい思いをしたことも知ってるよー。
こんなとこじゃ終らないだろうなって思うので、明日のフリー、楽しみにしています!!
あー、しかし毎年毎年、10月から3月までの半年間は楽しみで仕方ない“o(>ω< )o”
松岡修三も言ってたけど、ホント、自信もって滑って真央ちゃん(T▽T)!!
2009.10.08
東京・汐留の「電通四季劇場・海」にて、ミュージカル「AIDA」を観劇。
まちにまったアイーダ(≧▽≦)♪
去年、ソングアンドダンスで「星のさだめ」と「勝利微笑む」を聞いて、ステキだなーと思い・・・。
作品を観るよりも先に、CDをゲットして聞き続けていたこの1年(笑)
10/3開幕した舞台を、とうとう、観ることができました~“o(>ω< )o”
そんな初見のキャストは・・・↓↓
『アイーダ』
アイーダ : 濱田めぐみ
アムネリス : 五東由衣
ラダメス : 渡辺 正
メレブ : 中嶋 徹
ゾーザー : 飯野 おさみ
アモナスロ : 川原洋一郎
ファラオ : 前田貞一郎
【男性アンサンブル】
川東優希
大森瑞樹
田井 啓
品川芳晃
海老沼良和
中村 巌
森 健太郎
河野駿介
【女性アンサンブル】
松本昌子
小笠真紀
大石眞由
大村奈央
加藤久美子
小島光葉
須田綾乃
長島 祥
↑↑ 以上 敬称略★
この1年、CDを聞き続け、音楽は知っている、歌詞もバッチリ。
でも、どういうシーンで、その曲が流れるのかはわからないわけで・・・。
結構、セリフの合間に突然音楽が入ることが多かったように思い、とまどいました。←なれてないだけ(笑)
せっかくオケピの入れられる「海」劇場なのに、アイーダは生オケ演奏ではなくテープでの上演なのが残念だなー。
今まで、オペラ座の怪人もウィキッドも、「海」では生オケだったから余計に残念。
エルトン・ジョンの音楽なので、ホントにいい曲ばかりなんですよね、AIDAって(^▽^)♪
ステージは、ライティングがとにかく美しかったです。影の効果がステキだった。
大掛かりなセットはあまりない作品だけど、「星空」とか「プール」とか「ナイル川」とか・・・。
場面ごとに、『ほほー(^▽^)』と思わされる演出が多かったです。
まだ初見だから、進行が頭に入ってないのであれですが・・・徐々に慣れることでしょうw←どれだけリピートする気か?!
しかし、ステキでしたよ、濱田アイーダ(≧▽≦)
CDで聞き続けた憧れのアイーダ♪ 期待通りでした。
濱田さん、初演でタイトルロールを務めただけありますね、「神がかっている」と聞いていたけど、ホントに役とリンクしているように思えた。
あの歌声は、すばらしい・・・。
濱田さんのエルファバを何度か観させてもらったけど、あれとはまた違う感動を覚えました。
どの曲も素晴らしかったんだけど、特に感動したのは、「ローブのダンス」。
聞いている間、鳥肌がたったもんねー!! こんなの初めてです(笑)
ヌビアの国の王女であるのに、エジプト軍に捕らわれ、奴隷の身となり・・・。
それでも、ヌビアの民のことを考え、誇りは失わないアイーダ。
緋色の衣装がとてもよく似合ってました。
そして、五東アムネリス!!
アムネリスが、こんなにステキな役であるというのも、実際のステージを観て初めて知ることができました。
オープニング、アムネリスの歌声が聴衆を「現代」からアイーダたちの生きた時代へと連れ去っていくわけですが、秀逸でした。
五東さんは、以前、CATSでジェリーロラム=グリドルボーン役を観させていただいて、なんてステキなジェリロ!かと思った役者さん。
あれ以降、CATSを観るたびに、わたしの中でのジェリロ役は、五東さんが「基本」!!
優しくて、あたたかくて、かわいらしい・・・けれどまだ小さいネコたちにとっては、模範となるお姉さんネコ、といった感じで。
なので、今回、アムネリス役でまた拝見できて、ホントに嬉しかったのですが。
濱田さん演じるアイーダと心通わせるシーンも、よかったなぁ。相性のいい歌声だと思います。
迫力のある濱田さんの声と、柔らかく優しい五東さんの声が、ホントにいい。
「お洒落はわたしの切り札」で、かわいらしく妖艶に振る舞い踊るシーンもステキだった。
アイーダとラダメスの関係をしり、愛の通じぬ苦しみを歌うシーンも切々とした気持ちが伝わってきて、素晴らしかった。
そして、ラスト、ふたりに裁決を下す、エジプトの王女としての凛とした態度には、赦しの気持ちもあって優しさを感じた。
アイーダとラダメスの悲恋を描いたストーリーのはずなんだけど、アムネリスの成長物語でもあるんですね、「AIDA」という物語は。
ただ歌えるだけでも、踊れるだけどもだめなんだろうなぁ。若いだけじゃ、出せない深みも感じられました。
あと、わたしたちが大好きな飯野ゾーザー陛下(笑)←ウィキッドで「陛下」と読んでいたので未だにクセが治らない(笑)
悪役なんですけど、かっこいいですねー。 んふふふふ♪ オジサマもえ~(笑)
「ピラミッドを立てよう」のシーンで、ラスト、「オーー♪オーー♪」と声を上げるんですが。
ビシッと決まって、思わずトモダチとふたり、拍手を送りながら「陛下っ!ステキ!」と(≧▽≦)キャッキャ♪ してしまいました(笑)
濱田さん、五東さん、飯野さん・・・このお三方はホントに期待通り・・・いや、それ以上に完成度の高い歌と演技を見せてもらいました。
しかし・・・。
残念なのは、渡辺ラダメス?
・・・ウワサには聞いていたけど、ホントにセリフ棒読み系~??
歌も、ちょっとあれでは濱田さんたちに対抗できないのでは・・・(^^;
濱田・五東・渡辺 3者のユニゾン、どーしても渡辺さんの声が聞こえてこないのですが・・・★
声がくもってるんだよね~★
あと、苦しそうなの、聞いてて・・・(--;
CDでは阿久津さんの歌声と力強さと、熱を感じていただけに・・・あれは残念でした(泣)
アイーダが、ラダメスにいつ惹かれて、どこを愛したのか・・・わたしにはよくわからなかったですぅ。
他に予定されているキャスト3名いらっしゃいますが・・・阿久津さん、福井さん、金田さん・・・彼らだったら、きっと誰が来てもわたしの目はハートマークになれる筈だったのに!?
次回、他のラダメスがくることを祈ってます☆彡 ・・・でも、キャスト表的には、渡辺さんがトップなんだよね★
そして、ちょっとダメだったのが、中嶋メレブ??
見た目からして、ちょっと違和感があったんです。
頬骨のシャドー?からして、「Σ(´Д` )むむむ??」だったし(笑)
開口がカクカクしてたし。。。
最後、元気に死んでいくし。。。
あの役じたい、誰がやってもあんな感じなの??
ウィキッドでいうところの、「ボック」並みに、わたしは苦手だと思ってしまった~(><;)
他に予定されているキャストもいらっしゃるようなので。。。有賀さんあたりでまた観て見たいなぁ★
あ、あと、松本ネヘブカ!!
鳥肌の立ったローブのダンスの場面で、聞こえてきた彼女の歌声にも「w(゜o゜)wおお♪」と嬉しい驚きを感じました。
「あなたこそ希望の星~♪踊れ~♪踊れ~~♪」
トモダチも同じように「うまい人がいたね!」と言ってましたよ~(^▽^)♪
脇を固める人が輝いていると、ピリッとしていいですね♪
次回、アイーダの観劇予定は1月の下旬。
下手ブロックの2列目ですw
明日、2月からの前売りが発売されるのですが、今回、わたしたちは参戦しません(--;
『・・・まだまだ、始まったばかりだし、きっと1年以上はロングラン公演だろうしさ』
『・・・観たいキャストが来たとき、チケット取ればいいよね』
『待っている間にまた観たくなったとしても、平日ならチケットは取れるだろうし』
『11月からキャッツ始まるから、そっちのチケットも手配済みだし~?』
とりあえず、もう1回分、1月下旬のチケットは取ってあるので(^^;
これが福井ラダメスとか阿久津ラダメスとかで初回を観てしまっていたら、「(≧▽≦)来月も行っちゃう~?!」と盛り上がったことだろうケド・・・。
ある意味、これでよかったかもしれない(笑)
そうそう。
この日は朝から大変だったんですよー。
まず、朝の電車が止まったんです。
台風の影響で、民家のトタン屋根の一部が線路内に飛来し、クレーン車でどかさなければならないという事態。
待ち合わせの地元駅で、トモダチとはなんとか合流できたので、とりあえず早めのお昼を食べることにして、1時間時間をつぶし。
駅に戻ってみると、まだ電車は動いていなかったのですが。。。
今日のチケットは、どーしても手放したくない良席!
そして、わたしたちにとっては、初演なワケですから。
とりあえずは、多少遅れてでも、観に行きたい。
トモダチはわざわざ有給を取ってますしね(^^;
それでも、劇団四季に電話をして、今日、いけなかった場合は振り替えてもらえるという話をきいたりしていると、電車が動くことになり。
しかしそれでも、ぎりぎり、間に合わないかもしれないと思いつつ、路線情報を調べてみると、ちょうど副都心線急行なら、丸の内線と銀座線を乗り継げば間に合うかもしれないことが判明し、出発。
普段乗らない地下鉄を乗り継ぎ乗り継ぎ・・・。
なんとか開演5分前には会場につき、トイレもすませて(笑)着席したのがちょうど開演時刻の1時半!!
よかったよかった・・・(泣)
初見なのに、途中からなんていやだもんねー(笑)・・・なんていいながら、無事観劇を終えたのですが。
終演後、いつものように、都路里でほうじ茶パフェを食べて、一息つき・・・電車に乗って帰路に着いてみると。
なぜかまた、電車が止まってしまうというアクシデント!!
踏切内に乗用車がつっこんだとかで・・・。
ま、土地勘のある駅で降ろされたので、まだよかったんだけどね。
2時間ほどカラオケして時間つぶして、駅へ戻ってみると、まだまだ大混乱でホームにも上がれない★
再びカラオケ屋さんに戻ったわたしたちを、定員さんが不思議そうに見てました(笑)
電車が事故で動かないんですよー(^^;、なんて説明をしていると、その場にいたお客さんも「そーみたいですねー」と同じ境遇にいらっしゃつた模様。
先ほどまで使用していたお部屋にまた通され、1時間半時間をつぶし・・・。
その間、トモダチのご両親が車で迎えに来てくれることになり、とりあえず安心したものの・・・。
途中、連絡を入れると道路が大渋滞で進まないという情報も入ったりしまして。
トモダチ、電話で親子ゲンカしてました・・・(^^;
22時半ごろ、「いい加減、途中の駅まででも行けるなら進んでおこう」と、駅へ向かい、電車に乗ってみましたが。
やはり、途中で運行見合わせになり、さむーい駅のホームで待機。
結局、事故発生から5時間以上経過した23時55分に復旧★
途中まで迎えに来てくれていたトモダチのご両親に電話をしてみると、まだまだ到着には時間がかかりそうだというので、自力で帰るから戻ってくださいと話をつけ・・・(^^;
なんとか自宅にたどり着いたのは、深夜1時近くでした。
あー、こんなこと、はじめて~~★
アイーダのなかで 「ありえ~~ない~~♪」 という歌詞が出てくる歌があるんだけど、今日、なんどそのフレーズを歌ったことか(笑)←二人してバカですね(笑)
いやはや、長い長い1日でした・・・(^^;
2009.09.02
汐留 電通四季劇場「海」にて公演中の、劇団四季「ウィキッド」を観てきました(^▽^)
9/5が千秋楽になるため、今日の観劇がMy千秋楽★
つばめグリルで遅めのランチ(ホタテのクリームコロッケ、激ウマでした!)・・・早めの夕食か?・・・を頂いて、汐留に移動して、都路里のほうじ茶ソフトクリームを食べてからのソワレ♪
思えば開幕から2年半・・・コンスタントに観劇した演目でございました。
観れば観るほど、ハマった感じがします。
特に初演のオリジナルキャスト・・・濱田エルフィー・沼尾グリンダ・李フィエロ・・・は素晴らしかったなぁ。
そんな本日のキャストは・・・★
グリンダ : 沼尾みゆき
エルファバ : 江畑晶慧
ネッサローズ : 山本貴永
マダム・モリブル : 八重沢真美
フィエロ : 北澤裕輔
ボック : 金田暢彦
ディラモンド教授 : 前田貞一郎
オズの魔法使い : 飯野おさみ
【男性アンサンブル】
須永友裕
町田兼一
熊川剣一
花沢 翼
田井 啓
白倉一成
品川芳晃
清原卓海
三宅克典
【女性アンサンブル】
長島 祥
間尾 茜
あべゆき
孫田智恵
光川 愛
小澤真琴
花田菜美子
伊藤典子
増山美保
以上 敬称略★
アンコール、8回でした。
オールスタンディングで、ものすごい歓声にわいた会場。
沼尾グリンダの投げキッス☆彡 今日もまた出ましたよーw
会場どよめいてました♪
江畑エルフィもグリンダにやってみたら?という感じで薦められましたけど、「できーないー」って感じでテレましたね(笑)
拍手しながら、周りの熱いコールに感動しながら、あー、もう見られなくなってしまうんだなぁと、淋しく感じました。
初回からMy千秋楽まで、一貫してわたしが目にしたのは沼尾グリンダ☆彡
他にも苫田さんや西さんや木村花代グリンダが出演したこともあるのですが、なぜかわたしが観に行くときのグリンダ様はすべて沼尾さん。
これはオペラ座の怪人が全て村ファントムだったことと匹敵するか、回数的にはそれ以上ってことですよ。
だけど、いつ観に行っても、沼尾さんはブレることがなく・・・。
オープニングのハイトーンから、ラストの哀しい歌声まですべて、本当にいつ観ても聞いてもステキでした。
あれだけの公演回数と、1回の公演の疲労は尋常じゃないだろうになぁ。
プロとはいえ、自身の管理、メンテ、モチベーションの継続・・・。
体力的にも精神力にも脱帽です。
ホントにステキなグリンダでした~(≧▽≦)
背中や顔、首筋辺りを見て、かなりウェイト落ちていらっしゃる感じがしても、本当に期待をうらぎられることなく、素晴らしい歌声にしびれさせていただきましたから・・・感謝です。♪
本当におつかれさまでしたっm(_ _)m
次はなにでお目にかかれるんだろう・・・( ̄▽ ̄=)AIDAのアムネリスとか、いいなぁ♪
そして、今日のエルファバは前回と同じ、江畑さん☆彡
2度目の江畑エルフィーでしたが、前回よりも、「Σ( ̄ロ ̄ ) さらにすごい!」と感じました。
先日の観劇時には、2幕はいいけど、1幕・・・とくに「魔法使いとわたし」・・・力入ってる??ムリしてる感じがするなぁ??、とか思っていたんだけど。
今日はそんな風には見えず、とても自然体なエルフィでした。
もちろん、2幕はこれまた素晴らしかったです。
「ふたりは永遠に」のラブシーンから「闇に生きる」の魔女っぷりのあたりがワタシ的に一番の見所なんだけど・・・圧巻だったし♪
拍手するとき、心からの賛辞をこめてしちゃいましたよ。
「ありがとう、こんなステキな音楽を聞かせてくれて!」って気持ちです。
やっぱり、ステージはライブだから感動もひとしお。
なんだろう、あの落ち着いた感じ・・・。
きっとまだ若い役者さんだと思うのだけど、リッパに主役はってました。
もともと声質がオリキャスでもありわたしの1番好きな濱田エルフィーと、似てる感じもするからなのか・・・・。
いやでも、もっと個性的な声だよな。。。ハスキーで、アルトなあの声・・・。
不思議なのが、裏声がまったくわからないぐらい、声量が豊かでコントロールがきいていること。
もっと江畑エルフィーを観たかったなぁ。 LKのナラもかっこよかったけど。
東京公演最後に、こんなに伸び白をかんじさせてくれる役者さんが観られたことは嬉しい驚きでした。
そして、今日のフィエロは北澤フィエロ~( ̄▽ ̄=)♪
結局、オリキャスの李フィエロより、観たんじゃないかな~(^▽^)
ステージに近い席だと、目じりのシワまでよく見えるんだよね(笑)
北澤さんは目がパッチリしてて、ちょっと目じりがたれ目気味なので、よけいに気になるんだわ(笑)
たしか、北澤フィエロ初見時に、はじめて「フィエロ」がオープニングのアンサンブルにいる!と発見したんだよね。
わたし、北澤さんを観るのは初めてだったんだけど、他のパンフとかで顔は知っていて・・・。
ふと、ステージに目をやったら、正面に北澤さんがいて、驚いたんだった。
それからずっと、オープニングでアンサンブルとして踊っている「フィエロ」をガン見するようになりました(^▽^)
今日の北澤さんは、前回よりノドの調子もよかったみたいです。
むりやり?張り上げていた「二人は永遠に」のデュエットも、今日は無理なく声が聞こえて来ました。
それでも、以前、樋口エルフィーと競演していた頃の伸びまでは感じられなかったかもしれないけど・・・。
長い間、フィエロを演じ続けてこられたことだけでも脱帽です。
また他の演目で、北澤さんがみたいですねー。ラウルかビーストで見たいなぁ。まさかAIDAのラダメスはないよね??
そうそう。
CDの李フィエロが『どうしたんだい?』とエルファバに尋ねる「二人は永遠に」のシーン。
北澤フィエロはセリフを変えて『なあに?』と尋ねるのですが。。。。←改定されたのかもしれないけど。
その柔らかく優しい甘い声に、いつも密かに「(≧▽≦)モエェェ!!」となっていたわたし(笑)
『なあに?』は劇中、それ以外にも使われるんですけど・・・大ラスのかかしシーンも・・・いやー、あれはいい!!
そして、今日のオズ陛下は、飯野さん♪
前回の栗原オズ陛下にビジュアル的に「めろり♪」となったわたしたちでしたが・・・。
飯野さんの陛下は、やっぱりいいですね。
なにより、歌がステキだ!!
幕間に、「やっぱり飯野さんいいよね~(^▽^)」と、トモダチと語り合ってしまいました(笑)
次はAIDAでラダメスの父役・・・でお会いできるのかなぁ( ̄▽ ̄=)♪
八重沢モリブルもまた、今日も迫力があって最高でした。
あの「悪い人」ッぷりが、最高ですね。アンコールまで、つんつんしているんですから、リッパです。
小気味いい、ベテランらしさがかっこいいです!!
白倉マンチキン総督にも最後にお目にかかれて嬉しゅうございましたっ♪
やっぱり、白倉さんじゃないとしまらないよ~~!!
金田ボックのマイム、トモダチに指摘されてガン見したんですけど・・・うん、うまい!
ブリキ人形にされたボックが「あいつの魔法でこんな姿に~♪」と歌うシーン、ロボットダンスうまいですね。
いままであまり注意してなかったから・・・(^^;←キャラ的にボックとネッサが苦手★
山本ネッサも、相変わらずの美声でございました。
歩き出すシーンも、やっぱり一番安定していてうまい。
シズ大学時代の・・・1幕のネッサはキライじゃないんだよね。
っていうか、ボックもそうだけど、「ネッサローズ」というキャラがいやなんだよね、わたし(笑)
山本さん、ネッサじゃなければもっと好きな俳優さんになるだろうなぁ・・・。
他の作品でぜひ拝見したいなぁ・・・。
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わたしにとっての「WICKED」は、「CATS」に続いて観劇回数を重ねた演目です。
本当にいつ観に行っても、「オズの国」の美しさに目を惹かれ、俳優さんたちの歌声に心を揺り動かされ・・・。
女の子同士の友情の物語に共感し・・・楽しい観劇をさせてもらいました。
この後、場所を移して10月からWICKEDは大阪公演が始まります。
関西に旅行に行く機会があったら、ぜひ、観に行きたいなぁと思っていますw
【男性アンサンブル】
賀山祐介
町田兼一
清川 晶
奈良坂潤紀
田井 啓
斉藤 翔
松尾 篤
清原卓海
三宅克典
【女性アンサンブル】
長島 祥
荒木美保
あべゆき
孫田智恵
荒木 舞
小澤真琴
服部ゆう
小野さや香
羽田三美
以上 敬称略★
この日のエルファバは、江畑さん。
彼女は以前、LKのナラ役で拝見したことがある女優さんでしたが。
わたしにとって、エルファバ役で観るのは初めて。
先月、彼女のエルファバを先に観ていたトモダチに言わせると、「なんかあんまりよくなかったんだよねー。余裕がないって言うか、力入りすぎな感じだった」・・・とのこと。
しかーし、幕が上がってみると・・・!!
w(゜o゜)w わー、すごーい☆彡 と、嬉しい驚きでした。
ナラのときも感じなかったけど、韓国の出身であるのに訛りがわからなかった。
ちょっと、開口重い気もしたところはあったけど・・・それは四季メソッドのせいかもしれない。
でも、素晴らしい、エルファバでしたよ~!!
ナラの印象もとてもよかったので、楽しみにしていたけど期待どーりでした。
ただ、濱田さんや樋口さんのように「背」がないので、グリンダやフィエロと並ぶと小柄な体系には少し違和感を感じたかな。
「魔法使いとわたし」では、長い独唱なので、なんだかいっぱいいっぱいな気もしつつ観てしまいましたが。
2幕からはがぜん調子が出た感じでした。
声質が低くて、ハスキーな人なので、「自由をもとめて」はどうなるんだろうと思っていたら、これがまた高音域もすばらしい声量と響きで劇場内を圧巻。
「闇に生きる」も、演技と歌がばっちりあっていて、素晴らしかったです。
濱田さんに近い感じのエルファバだなと思いました。
幕間、トモダチに「いいと思ったよー」と言ったら、「先月より、うまいよー!これなら全然いけるねー」とのこと。
今後が楽しみな新しいエルファバです♪
そして、もうひとり。初見の方がいらっしゃいました。
オズ陛下の栗原さん♪
いやー、登場してすぐに、「(≧▽≦)カカカカカ・・・カッコイイ~!!」と、トモダチとモエまくりでしたよ。
ビジュアルが、いけてました。ダンスも、キレがあるというか身軽というか。
ちゃんと、「オトウサン」年代に見えたからかなぁ・・・。
あと、悪そうな感じ・・・ニヒルな一面がまた役にハマってましたかね。
飯野オズ陛下がNo,1であると思っていたけれど。。。
これは思わぬ収穫とばかりに、この日は陛下にモエでしたね(笑)
アンコールで二人、「(≧▽≦)陛下~!!きゃあー(≧▽≦)」と、声をあげ、手を振るぐらにモエました(爆)
そして、今日のグリンダも沼尾さん♪
初見からずっと、わたしが見に行くときは決まって沼尾さんがグリンダです~(^^;
いやぁ、もう何度観ても、感動するあの美声。
今日もかわらず、ステキでした。
冒頭のハイトーンからもう、これでもかってぐらい、場を従えてステージに立つ沼尾さん☆彡
なんだか首元から背中のラインが、すっかり細くなられていてちょっと心配にもなりましたが。
(この日は下手側6列目(オケピがあるので実質3列目?)の観劇だったので、役者さんが近かった)
体調管理やノドのメンテ、大変だろうなぁと思います。
プロであるから当然。。。とは、わたしには言えないなぁ。
この夏を、どうぞ無事に乗り越えていただきたいです。
千秋楽まで、きっと沼尾さんが頑張っていかれるんでしょうね~( ̄▽ ̄=)♪
ここまできたら、来月のMy千秋楽の日も、沼尾グリンダでお願いしたいです☆彡
それと、沼尾さんと同じように最近ずーっと登板が続いている北澤フィエロ。
今日、めっちゃノドの調子ヤバくなかったですかぁぁ∑( ̄▽ ̄∥)??
歌声が、伸びてなかっです。
っていうか、「DancingThroughLife」、プツプツ、切りながらの歌唱・・・初めて聞いたなぁ(^^;
声を伸ばすことをためらわれるなんて。。。かなりヤバイのでは??
お疲れなのでしょうか・・・★ 李フィエロはソンダンでいないし、代われる役者さんはまだ育ってないのかな?
2幕も、「二人は永遠に」のシーン、心配しつつ観ていたんだけど。
「♪恋の海に落ちていく~♪」のところ、ボリュームMAXでいきなり声を張り上げた感じでした。
あまりのはげしさに、わたしもエルフィもびっくりよ(笑)
でも、江畑さんがフィエロをしっかりと支えた感じのあるデュエットに、胸を打たれました~(´▽`)♪
アンコールは、スタンディングオベーションの嵐。
もう、千秋楽が迫ってますから、リピーターのみなさんも多いことでしょう。
ものすごく、盛り上がりましたw
沼尾さんの投げキッスもありましたし(≧▽≦)♪
あー・・・さみしいわ。
WICKED、終わっちゃうんだなぁ・・・。
あと1回しか観られないなんて、残念★←もうチケットは完売の模様。
2009.08.07 マチネ
浜松町の四季劇場「秋」にて、劇団四季のミュージカル「夢から醒めた夢」を観劇(^▽^)
夢醒め~は、四季のオリジナルミュージカルで、1988年初演。
名前は聞いたことがあるけど、どんなものなのかなーと思っていたわたし。
小学校の頃とかに、芸術鑑賞会とかで見せられた舞台のようなものかなぁと思っていて、公演の機会があってもなかなか観る気になれずにいたのですが。
『ソング&ダンス 55ステップス』で、曲を聞いて興味がわいたのもあり・・・。←ライオンキングと同じパータンだw
楽曲だけではなく、ストーリーも赤川次郎原作。
20年以上にわたって上演されているというのは、きっと見る価値があるだろうと思い、行ってみることにしました。
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本日のキャスト☆彡
ピコ ・・・ 樋口麻美
マコ ・・・ 花田えりか
マコの母 ・・・ 白木美貴子
メソ ・・・ 飯村和也
デビル ・・・ 道口瑞之
エンジェル ・・・ 有賀光一
ヤクザ ・・・ 野中万寿夫
暴走族 ・・・ 韓 盛治
部長 ・・・ 田中廣臣
老人 ・・・ 山口嘉三
老婦人 ・・・ 斉藤昭子
夢の配達人 ・・・ 味方隆司
アンサンブル他18人
敬称略
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夢の世界・・・あの世とこの世・・・のお話なので、幻想的な遊園地のシーンなんかも出てくるわけで。
開演前にはロビーパフォーマンスも行なわれ、たくさんの親子連れの姿が観られました。
わくわくしちゃう雰囲気に、期待感が高まります♪
今回の観劇は、急遽、チケットを取ったので(ソワレで「WICKED」を取ってあった日にあわせて、後から追加しましたw)あまりいい席がなく・・・。
1日に2本観るとなると、オサイフにも優しい席がいいなということで(笑)
座席は、3階の1列目☆初☆バルコニー席を取りました~♪
今まで、トモダチのおかげもあって、会員先行予約でチケットを取れるので、基本的にいい席をねらって、S席を取っていたんですよね。
どーせ見るなら観やすい席で!、と思っていたので。
でも、たまには趣向をかえて、上の階を・・・。
しかも、バルコニー席ってなんだろう??、って思って。
行ってみたら、なるほど・・・おもしろい(^▽^)♪
かなりの段差がもうけられていて、観客は少し前のめりになって舞台を見下ろすように観劇しないといけないんですよ。
なので、座席もちょっとかわっていて。
ひじを乗せられるように、前方が肘置きスペースになっていて、らくちんらくちん♪
またバルコニー席、座ってみたいなぁとおもいましたね( ̄▽ ̄=)
さてさて、感想はというと・・・。
劇中、3回、マジで泣きました。こんなことはじめて~!!
周りからもすすり泣きの声が聞こえていましたので、デフォなんでしょう。わたしだけじゃない、よかったw
なんでしょう、こういう・・・道徳的な「正しさ」というか、倫理観というか・・・。
久しぶりに、こういうお話を目にし耳にした気持ちです。
うん、こういうものを、子供の頃は見せられていたなと思いますね。
ベタだ!、と思っていても・・・泣いてました(^^;
交通事故で娘が死んでしまい、「神様 お願い」というシーン。
霊界で、戦争で死んでしまった子供たちが自分たちはどんな戦争にまきこまれ、命を落としたかを歌うシーン。←何人も続く(泣)
死んでしまった娘と、つかの間の再開を果たした母親が、娘を連れて行かないで、「どうかお願い時間を止めて~♪」と泣いて歌うシーン。
いやぁ、参りました。
こういう作品は是非、年に1度は観よう・・・と自分を戒めるわたし(^^;
トモダチの大切さとか、子供への愛とか、母親への感謝の気持ちとか、家族への思い、社会への思い、いじめや暴力のこと・・・。
現代社会が抱えている問題や、足りないと思われるもの、なによりも人を思いやる気持ち・・・やさしさ。
そういうものが描かれた作品です。
これは、安心して子供たちが観るべき作品ですよ。
オトナのわたしが泣いちゃうんだから。
あー、でも逆に、オトナこそ、観なきゃいけない作品なのかもね。
樋口ピコ かわいかったです。樋口さんって、WICKEDのエルファバ役しか知らなかったから、今回観られて嬉しかったです。
やっぱり、樋口さんはこういう明るい役が似合うんだなーと、改めて思いました。
彼女のエルファバって、どこか前向きで、自分を卑下するとか周りに当るとかではなくて・・・。
なんというか、どこか明るさを感じていたので。
あー、やっぱりなぁと。
マコのために、自分が代わってあげようとか、メソのために、彼を悪く言わないであげるとか。
知り合ったばかりでも、「トモダチ」のことを思って接する優しいピコ、ステキでした。
樋口さんはこういう役が似合っていると思いました。ショートパンツ姿かわいかったし♪
花田マコ ソング&ダンス以来の花田さん。幽霊の少女役、なのですが。
声がとにかくよく出てるなと思いました。
でも、高音になると、音程がちょっとあやしかったり、聞き取りづらくなったりはしましたが。
でも、透明感があって清楚な雰囲気は、マコにぴったり。よかったです。
味方配達人 初めて拝見しました、味方さん♪
「アンデルセン」の主役を演じている方だとは存じ上げているんですが。
他の作品は観たことがありませーん(^^;
ステキな声でした。不思議な雰囲気を醸し出す配達人・・・。
コノヒトは何なんだろう??イイヒト??ワルイヒト??
よくわからない感じもしつつ、それが「配達人」の味なのか、と見終わってから気づいたり(笑)
ベテランさんらしく、場を従える雰囲気がノーブルでかっこよかったです。←ロングコートのスソがヒラヒラしていてお気に入り♪
道口デビル ライオンキングで、スカーをやって道口さんにまた会えましたよ~!!
いやぁ、このデビルってキャラがまた「キョーレツー!」なんですけども(笑)←ゆってぃ?
オネエ言葉で喋るキャラで、くちぐせが「みんなテメーのことばっか考えやがって」。
名前の通り、悪いキャラ?・・・かと思えばそうではなく。
とても味のあるキャラでした(^▽^)
道口さんって、結構年がいってるんだと勝手に思ってたんですけどね・・・。
パンフみたら、若いの!!驚いたさーー(^^;
そして、メイクがあれなだけで、本人はふつーの青年に見られました。
LKでスカーやってたから。。。おっさんだと思ってたんだよ★
また公演の機会があったら、ぜひ、観に行こうと思います。
「愛をありがとう~♪優しさをありがとう~♪」 のメロディが、耳に残ってます。
自分が小中学生だったら、合唱したいなって思うことでしょう♪
しょーがないから、友達とハモるか・・・(笑)??