3/12 東京・五反田のCATSシアターにて、劇団四季のミュージカル「CATS」を観劇♪
マチネ(昼)でしたが、千秋楽が決まっていることもあって、当日券なしの満席でした~♪
↓ 本日のキャスト ↓
グリザベラ : 木村智秋
ジェリーロラム=グリドルボーン : 谷内 愛
ジェニエニドッツ : 小松陽子
ランペルティーザ : 石栗絵理
ディミータ : 増本 藍
ボンバルリーナ : 西村麗子
シラバブ : 五所真理子(昼)、南 めぐみ(夜)
タントミール : 八鳥仁美
ジェミマ : 王クン
ヴィクトリア : 千堂百慧
カッサンドラ : 蒼井 蘭
オールドデュトロノミー : チェ ソンジェ
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ : 田島亨祐
マンカストラップ : 荒川 務
ラム・タム・タガー : 武藤 寛
ミストフェリーズ : 金子信弛
マンゴジェリー : 川東優希
スキンブルシャンクス : 嶋崎孔明
コリコパット : 花沢 翼
ランパスキャット : ユ ホンチョル
カーバケッティ : 齊藤太一
ギルバート : 入江航平
マキャヴィティ : 金久 烈
タンブルブルータス : 大森瑞樹
千秋楽が4/19→5/3へと延長決定したCATS.゜+.(ΦωΦ)゜+.゜
1月にはすでに4/19までのチケットが完売していたそうなので、ファンにとっては嬉しいかぎりデス♪
今日のCATSは、なんとなーく、全体的に「うーん」なカンジ。
その原因は・・・・(^^; グリザベラ。。。でしょうかね。
新グリザベラの木村さん。
まだ若くておキレイな女優さんでした。
歌声は・・・ボリュームもあって、声質はわたしも嫌いではないんだけれど。
まだ演じ始めて日が浅いから・・・?・・・なのか、演技が×★
とにかく、棒立ちなんです。
いきなり現れ、みんなに敬遠されるグリザに、観客は「?」となるのです。
ジェリクル舞踏会でみんなが踊るシーンに参加できないグリザ。
1幕の終わり、オールドデュトロノミーだけが見ているステージ上で、みんなのマネをして踊りだすグリザ。
老いた彼女の足はおぼつず、ぐらりと大きくよろけたり、自分の尻尾を手にして、すりきれ、ボロボロになったそれを見て老いを感じ、悲しみを感じ、孤独に舞台を去って行く退場のシーンも、見ていてまったくの棒立ちっぷりにとまどってしまいました。
敬遠され、蔑まれても、プライドのある凛としたグリザを見せてくれる方もいれば、虚勢をはって孤独な1匹狼ならぬネコをふてぶてしく演じる方もいれば、仲間に入れない、拒絶されることの悲しみを切なげに演じてみせる方もいるんですけどね。
彼女のグリザベラ像は、まったくもって見えてこな~い(^^;
グリザの歌もまた、なんだか不安定なんですよね。
歌えてはいるんだけど、なんかこう、たどたどしいというか。。。
CATSの代名詞とも言える名曲、「メモリー」でも、過ぎ去った美しい日々を懐かしく思い出す歌の途中、崩れ落ちるようにして座り込むグリザベラのばずなのに、なんだか突然座り込んじゃって、「(゜Д゜)??」でした。
その後、シラバブの歌声に答えて、「お願い わたしにさわって わたしを抱いて 光と共に」と、クライマックスとばかりに立ち上がりながらクレッシェンドして歌い上げるシーンも、声量はバーンっと出たものの、途中で失速★
オイオイ、クレッシェンドどころかディミネンドしちゃだめだよーう(^^;、なんて思ったりして★
最後の1音を、オクターブ上げて歌い終える歌い方は、CD晩の志村さんと同じだったので嬉しかったですが。←わたしが聞いたことのあるステージ上のグリザはみなオクターブ上げずに歌い終えるのでw
初見の人は、なぜ、あの、ボロボロのネコが、「天上に上れるただ一匹のネコ」に選ばれるのか、あれで伝わったんでしょうか~?
あのグリザって、ありですかぁ~??
申し訳ないけれど、アンコールでグリザひとりが喝采を受けるお約束の場面、なんか納得がいかなかった~(--;
おかげさまで、今日の観劇は、「うーん(^^;」 な感想なのです。
全体的には、コーラス、声がよく出ていて、気持ちよく聞けましたし。
ベテラン勢のダンスも、素晴らしかったですし。
いつもどーりの、「あー、楽しかった♪」という気分にはなれましたが。
やっぱり、グリザベラって大事な役なんだわと再認識(苦笑)★
他のキャストでは・・・。
初見のジェリロ=グリドル、谷内愛さん。
目鼻立ちのはっきりした、きりっとした感じの女優さん。
ほそーい身体から、声量たっぷりの歌声を披露してくださいました。
バブにもガスにもとても優しい、ジェリロがみられました。
グリドルボーンに扮した海賊ネコのシーンでも、「ソノオクイ」も高らかに歌い上げて、演技も表情が豊かで、とても印象のいい女優さんです。
半年以上ぶり、お久しぶりの田島ガス。
海賊ネコの大ラスで、グリドルとのデュエットで歌い上げるシーン、残念ながら高音が伸びず、「ふたりだけもの~♪」の「も」「の」の2音、落ちてしまったんですけど・・・(^^;
谷内グリドルが、すばらしい声量でカバーしてらっしゃいましたね。さすがのパートナーシップです☆彡
それ以外の田島ガスは、あいかわらずの美声でうっとりさせていただきました♪
久しぶりに田島ガスが観られて、とても満足しておりまーす(^▽^)
増本ディミータ♪
かっこよかったですー(≧▽≦)♪
先週まではボンバルリーナだったようなのですが・・・w
増本さんならディミでもボンでも、どちらでも見たーい♪
今日の「マキャビティ」も、みごとなダンスと歌にうっとりしました。
西村ボンと二人並ぶと、とってもアダルト~.゜+.(ΦωΦ)゜+.゜
美しいお姉さまですw そして激しく、野性的♪ 大好き~♪
そしてまた初見の五所シラバブ。
・・・めっちゃ印象がうすいーー(^^;
最初のバブの歌、なぜかフラット気味な音程で気になったんだけど・・・。
その後は、ふつーに歌っていましたね。
顔立ちもかわいらしい感じでした。
でも、キャスト表をみたら、夜の部は南バブだったようで・・・。
ああ、残念(´□`) 南バブ、歌もいいし、かわいいんだよねー。フォルムが(笑)
去年3月以来、約1年ぶりの八鳥タント♪
タントは、顔立ちがNGな女優さんもいる(すげー恐い顔の人がいたりする)中、わたしは彼女の顔、好きです(笑)
初見のタントかなと思っていたのですが、お久しぶりでした(笑)
嶋崎スキンブルは、始終ニコニコしてかわいい列車ネコでしたねー♪
夜行列車のシーンは、ホントに会場全体が盛り上がる!!
動きも軽やかに、楽しく朗らかなスキンブルシャンクスでした、が・・・。
一番大事な「♪夜行列車の旅はすてき~♪」のところで、声がひっくりかえったぁぁぁΣ( ̄ロ ̄;)
・・・ま、その後は無難にまとめて、事なきをえましたが(笑)
ひとつ、お願いしたいことがあるんですよね。
岸スキンブルと今はなき石井スキンブルは見せてくれた、両足くの字にする◇型飛びが観たいのぉぉぉ、わたしぃぃぃ(T▽T)
いつか、見せてください・・・。←超どーでもいいマニアックな希望(笑)
そして、荒川マンカス~.゜+.(ΦωΦ)゜+.゜
今日の握手は荒川マンカスとでしたっ(≧▽≦)
荒川さんは、1月のタガーのときも握手してもらったので、2連続☆彡
ちゃんと、ひとりひとり目を見て、間合いを取りつつ、ぎゅっと握手してくださいます。
丁寧で、優しい紳士でございますぅぅ♪
前回は、はじけっぷりも素晴らしいタガーだった荒川さん。
今回は、マンカス・・・(^^; あらー★ ・・・なんて、思ってましたけど。
今日の荒川マンカスは、とてもオトナだったー!←(笑)
声質が明るいアイドル声の荒川さんにマンカスは似合わない・・・なんて思ってましたけど。
今日の荒川さんはちがった。
意識的に、声を低く出していたようです。
おちゃらけ具合も前回とは段違いΣ(゜ロ゜;)
オトナなマンカスでした。とっても♪
でも・・・。
荒川さんのキャラは、埋没してしまったように思います。
正直、安心してみていられたけど、いつものノリがないと「どーしたのかなー」と思ってしまう(笑)
安定感というのは、大事だけれど・・・。
次回のときは、荒川タガーで観たいです(^▽^)♪
あと、気になったのは・・・。
ヴィクトリアの千堂さん.゜+.(ΦωΦ)゜+.゜♪
何度も拝見していますが、とっても美人さんで好きなんですよねー。
月光の中ソロで踊る幻想的なシーンも、ステキでしたし。
全般的にネコの表情がとてもかわいらしかったです。
いつも目を惹く女優さんです(^▽^)
・・・と、今回のレポはここまでw
この後、わたしたちは浜松町に移動して・・・
「55ステップス〈ソング&ダンス〉」ソワレを観劇です♪