携帯をいじってたらハケーン
去年の7月頃だったかなぁ~ 。

つばめの雛を2匹、育てたのですよ。
会社のベランダにて。
コトの発端は、同僚YGがつばめの巣を落としたことによる、なんともまぁ申し訳ない状況だったんだけど。
本来、つばめは人間が飼育してはいけない鳥なんですよね。
でも、同僚が原因で落ちた巣、そしてベランダにいる2匹の雛を、そのままにはしておけず。
そっと見守るべきだったけど、親鳥が警戒して近寄ってこない・・・・。
そりゃそーだ。上にあったはずの巣がなくなっていて、5匹いたはずの雛が2匹になっているんだもん。
状況に頭はおいつかないよね。
親鳥が落ちた巣に近寄ってくれないもんだから、ベランダに椅子を出して、そのうえに小さな丸いカゴを置いて鳥の巣をその中に丸ごと移築。
なんとか固いものも食べられるようになってきていた時期だったので、日に何度か・・・主にわたしとK川店長とS山さんが・・・鳥用のエサを与えました。
台風がきたときはタオルをカゴ下にひき、上にもかぶせ、ついたてをつくって鳥の巣を強化し、温度が下がらないよう工夫したり。
つばめちゃん、割り箸の先に、鳥用のエサをくっつけて、くちばしをトンッとつつくと、
カパー!、と口をあけるんです。
カパー! したときの、◇菱形◇に開くあの黄色いお口はかわいかったなぁ。
数日して、親鳥がとんぼなんかの昆虫を運んできて、雛に食べさせている姿を目にするようになってからは、あまりちょっかい出さないようにガラスの向こうから見守っていたのですが。
巣立ちまでのお世話期間は2週間ちょっとだったかな・・・。
産毛の抜けた雛が、羽を伸ばしてパタパタするようになってすぐ、彼らは飛び立っていきました。
この写真は、巣立っていった2~3日前ぐらいなものです。
元気に空を飛んでいてくれたら嬉しいな・・・・。
「鳥」とこんなに身近に接したのは初めてでしたが、かわいかったです。
つばめたちにとっては、アリエナイ不慮の事故だっただろうけど、わたしには貴重な思い出。
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