わたしの大好きな野球選手・・・野茂英雄投手が、7/17に引退表明をした。
あー・・・とうとう終わったのかぁ・・・。
なんだかとても寂しい。
けれど、少しほっとしてもいる。
齢を重ね、故障も続き・・・今年の春に再度メジャーの舞台に登板したものの、結果を残せずまた戦力外通知。
彼を獲得してくれる球団は、もうなかった。
近鉄手時代、デビューした年から大好きな投手だった。
力強い投球で、当時の最強軍団西武を相手にバンバン投げて勝利を上げて。
わたしは西武ファンだったけれど、それ以上に野茂のファンになった。
日本での活躍も応援していたけれど、メジャーに挑戦したときの賛否両論の嵐もよく覚えている。
なんで、活躍の場を広げたいという選手の気持ちを希望を、認めてくれないんだろうかと、当時のプロ野球界に腹を立てたりもした。
1個人が怒ったところで、どーなるものでもないけれど。
毎日、TVに映し出される、「どーせアメリカに渡ったってつかいものにならない」といわれ、非難される野茂投手を見ているだけで、泣きそうだったなぁ。
そんな騒動もよそに、彼は単身アメリカに乗り込んで、大活躍をした。
毎試合、BSで放映された中継を同僚に録画してもらってまで見ていたよ。
いつも、ワクワクさせられた。夢をみせてもらえた。
多くを語らず、自分の信じた道を進む。不言実行の人だった。
結婚したい男性No.1だった。
彼はホントに偉大な野球人だと思う。
野茂がプロ野球で活躍していた頃。Jリーグはまだ発足しておらず。
わたしの周りでは野球が熱かったのだ。
高校時代、母校が甲子園に出場したこともあって。
暑い毎日、吹奏楽コンクールに向けての練習と、予選を勝ち進む野球部の試合にかけつけては炎天下の中、野球応援の演奏をくりかえした。
そうか・・・あれからもう幾年も経たのか・・・。
今年も、母校の野球部は甲子園を目指して県予選を戦っている。
何年、何十年経っても、野球を愛する子供たちはたくさんいるんだ。
野茂のメジャーでの活躍は、誰もが知るところだ。
本当によく頑張ってくれたと思う。すばらしかった。
日米通算201勝を上げ、メジャー両リーグにおいて、ノーヒットノーランを2回達成した選手は史上4人しかいないという。
彼の実力は、誰もが認めてる。
スポーツ人には、悲しいけれどいつかくる引退の日。
彼が、本当に納得してそれを決めてくれたのならいいなと、切に思う。
プロを目指す若手に野球をできる環境を整えたいと、私財を投げて作ったチームもある。
自分だけじゃなくて、野球を愛する人のために・・・と野茂投手が作ったチーム。
他の誰が、そんなことをしてくれた?
野茂投手の野球に対する思いは、本当にステキだ。
日本に帰国してからのますますの活躍を、期待しています。
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