今日、おかんはオトモダチに誘われて、都市対抗野球を見てきたそうだ。
「40年ぶりに見てきたわー(^▽^)」と、楽しそうに話していたので。
たろちんのツメをパチンパチン切りながら、適当に相槌を打っていたのだけれど。
対戦した会社名を聞いて、「 (・_・ ) ん?」、と思い出した。
「S社っていったら、Oくんがいるとこだよ」
Oくんとは、わたしの高校2年次の同級生。
わが校が甲子園に出場したときの、野球部のエースだった人。
Oくん、と言ったところで、おかんの記憶にはないだろうなぁと、思わず言っては見たものの反応は期待してなかったのだけれど。
予想外にも、おかんは、すぐに反応した。
「Σ(゜ロ゜;) ピッチャーでいたわよ!あらー、あのOくんだったのね!」 と。
もらってきた選手名鑑を見せてもらったら、たしかに、彼の顔写真がそこにある。
「Oくんだと知らなくて、応援してたわよ~(笑)」なんて、おかんは笑ってましたが。
数年前、誰からか聞いていた彼の消息を覚えていた自分にも驚いたけれど、
もっと驚いたのがおかんの記憶力だ(笑)
当時、うちの高校にすごいピッチャーがいる、わたしの同級生で、甲子園に連れて行ってくれたエースだという情報ぐらいはおかんの頭にも入っていただろうけれど。
中学も違う、おかんは高校野球のファンでもなく、甲子園にPTAとして応援にも行ってない。
とくに接点もない同級生だったというのに、すごいねー、まだ覚えているなんて(笑)
ああ、そんなわたしら親子の記憶力なんかよりも、褒め称えるべきは、Oくんだね(^^;
もう30代も半ばだというのに・・・実業団とはいえ、いまだ現役で投手とは。
野球が好きなんだろうなぁ、ホントに。
でも、現役で続けていくには並大抵の努力じゃ勤まらないのだと思う。
頭が下がります m(_ _)m
まじめで、勤勉で、腰が低く・・・。
おごることのない、過信することのない、ストイックな性格はいまも変わっていないのだろう。
懐かしい名前を聞けて、ちょっとほっこりとした気持ちになれた夜でした。
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